DIN 65151では、ファスナーに与える振動数や横方向の変移量(以下、振幅と呼びます。)は規定していません。 そのため使用される振動数は3とか3.5Hzの低い振動で、振幅もまちまちでした。 また、一つのボルトサイズの試験結果で、同じタイプの緩み止め防止装置のボルトのファスナーにその結果が流用できました。
DIN 65151の問題点
緩み止め防止装置の付いたボルトファスナーの相対的な性能評価が難しく、ファスナーユーザーにとって、ユーザーの実際のアプリケーションに緩み止め防止装置が有効であるかどうかの判定が難しいという問題が厳然としてありました。